タイダルベイズン|DC観光

ナショナルモールとともにDC観光の中心となっているのが、ポトマック川とナショナルモールの間にあるタイダルベイズンです。

ここはもとは洪水対策のため半人工的に作られた貯水池ですが、現在では西ポトマック公園の一部として市民の憩いの場になっています。現在の形になったのは1949年ですが、水面上昇により再建が構想されているそうです。

タイダルベイズンの最大の魅力は、その岸に植えられた桜。毎年桜の季節には見事に咲き誇り、この景色をみようと多くの人が訪れます。

この桜、実は1912年に当時の東京市からワシントンDCに贈られたもので、現在でも日米の友好関係を象徴するものとされています。毎年3月後半〜4月前半にはこの桜を中心に、全米桜祭りが行われています。ちなみに桜祭りの目玉イベントは4月半ばに行われますが、桜の見頃はだいたい3月末〜4月頭頃です。

また、タイダルベイズンにはいくつかの記念碑があります。


【トーマス・ジェファーソン記念館】

その名の通り、第3代大統領のトーマス・ジェファーソンの功績を記憶するための記念館で、ドーム型の記念館の中にはジェファーソンの銅像が設置されています。

記念館の1階部分にはお土産物屋さん、簡単な展示、トイレが併設されています。

●入場料:無料

●開館日時:24時間・年中無休

●住所:16 East Basin Drive, SW

●アクセス:DCメトロ・ブルー/シルバー/オレンジラインのSmithsonian駅から徒歩20分

ウェブサイト(英語):https://www.nps.gov/thje/index.htm

第32代大統領のフランクリン・ルーズベルトを記念する公園です。ルーズベルト大統領は大統領職を3期を務めましたが、その12年間の出来事を振り返ることができるような構造になっています。

こちらにも西端と東端にトイレが設置されています。

●入場料:無料

●開館日時:24時間・年中無休

●住所:400 West Basin Drive SW

●アクセス:DCメトロ・ブルー/シルバー/オレンジラインのSmithsonian駅から徒歩21分

ウェブサイト(英語):https://www.nps.gov/frde/index.htm

1950〜60年代の公民権運動で活躍したキング牧師を讃えるための記念碑で、2011年に完成・お披露目された新しい観光名所です。キング牧師の彫刻とともに、その言葉が刻まれています。

裏側の道を渡ったところにお土産屋さんとトイレが設置されています。

●入場料:無料

●開館日時:24時間・年中無休

●住所:1850 West Basin Drive SW

●アクセス:DCメトロ・ブルー/シルバー/オレンジラインのSmithsonian駅から徒歩18分

ウェブサイト(英語):https://www.nps.gov/mlkm/index.htm



歴史を学ぶのも、のんびりするのも、散歩するのもよし、ぜひ穏やかな時間が流れるタイダルベイズンを訪れてみてください。

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