アメリカは車社会と言われますが、DCではメトロやバスが張り巡らされているので、もし市内に住むのであれば(駐車料金も高いし・・・)車は必須ではありません。
一方で、郊外に住むのであれば車がないと買い物も大変です。またせっかくアメリカにいるのだから、自由に遠出も楽しみたい!というのであれば、車は欠かせません。
そんな時、不安なのが日本とアメリカの運転環境や道路の違いですよね・・・。
今回はアメリカで運転する時に注意したいことについて、紹介します!
【日本とアメリカの主な違い(基本中の基本)】
●右側通行
アメリカは右側通行です。
簡単と侮ることなかれ!運転席も逆ながら、ワイパーとウィンカーの位置も逆なので、方向指示しようとして、快晴なのにワイパーを動かしちゃうなんてことも。。最初慣れるまでは戸惑うので気をつけてくださいね。
●信号が赤の時の右折
アメリカでは信号が赤の場合も、基本的に右折できます。
右折の前には必ず一旦停止を。また「NO TURN ON RED」の標識がある時は、青になるまで右折できないので気をつけてください。この標識が見えにくい場合もあるので慎重に!
●4-Way Stop
交差点の多いDCではよく見かける4-Way Stop。「STOP」の標識の下に「ALL WAY」や「4-Way」と書いてある場合、全方向一旦停止です。動き出しの順番は、
① 先についた人から発進
② 対向車と同着の場合は、直進が優先(自分も直進なら一緒に動いても大丈夫)
③ 横からの車と同着の場合は、右側の車を優先させる
これが基本ルールですが、ルールを理解していないドライバーもいるかもしれないので、周りを見ながら焦らずゆっくり動きましょう。
●スクールバス
子供の安全を守るため、スクールバスが停止した際、周りの車も停止する必要があり、後続車だけでなく、対向車線の車も止まります。厳密には中央分離帯の有無や車線数によってルールが変わりますが、道の狭いDCの道路の場合、基本的にスクールバスが止まっていたら止まる、と心がけてください。最新式スクールバスには、違反車を取り締まるカメラが付いていることもあります。
●警察に止められたら・・・
万が一パトカーに止められた場合、日本では車の外に出たり、免許を出さなきゃと鞄をつかんでも特に大きな問題にはなりませんよね。一方、同じ行為でも銃社会のアメリカでは、警官を攻撃しようとしていると誤解される可能性があります。ゆっくりと路肩に駐車させ、手は見える位置(ハンドルの上など)に置き、何か言われるまで動くことは避け、警官の指示に全面的に従ってください。
その他、速度表示がマイルだったり、いつの間にかハイウェイ(多くの場合無料)を走っていたり、日本みたいな素敵なサービスエリアがなかったりと、違いをあげればキリがありません。運転の前に交通ルールはしっかりと学んで、危険がないように安全運転を心がけましょう!
今度はDC・DMVでの運転で特に気をつけたいことや、便利ツールについて紹介しようと思います!
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