ワシントンDCの中心地,ペンシルベニア・アベニューには,ニュースとジャーナリズムに関する博物館「NEWSEUM」がありました。
2008年にオープンしたNEWSEUMは9/11やベルリンの壁など歴史の主要な出来事を取り上げ後世に伝えると共に,報道の自由と表現の自由の輝かしい象徴として世界中の観光客に愛され,報道関係のイベントや会議に利用されてきましたが,ペンシルベニア・アベニューという立地での運営は財政的負担が大きく,2019年に建物をジョンズ・ホプキンス大学に売却,12月に11年の歴史に幕を閉じました。
私はいつか行こうと思いつつ,入場が有料なので入場無料のスミソニアン博物館を優先して遊びに行っていたら閉館を迎えてがっかりしましたw(今思えば新型ウイルスによる更なる財政負担をギリギリ逃れ,タイミングは良かったのかもしれません)
NEWSEUMは閉館しましたが,創設と運営を担ってきた無党派NPO「FREEDOM FORUM」はNEWSEUMサイトの運営を続けています。
■NEWSEUM公式サイト
そして注目は,「TODAY’S FRONT PAGE」という世界中800を超える新聞の一面が自由に読めるページ。PDFの表示で拡大出来,文字もしっかり読めます。
一面記事を流し見するだけでも世界の趨勢を俯瞰するためには便利です。時事の把握で雑談力アップも期待できます!英語の勉強にも。
アメリカ生活の家族のアルバムと一緒に,特徴的な事件の一面も印刷してアルバムに収納するのも面白いかもしれません♪ただし日付を指定して過去のニュースを見ることはできないのでその日中の確認をお忘れなく!
地域,国名や地図で絞り込めて,日本を見てみましたが,日本の新聞は朝日新聞とジャパンタイムズのみのようですね(2020年8月30日時点/安倍総理辞任の記事が目立っています)。800を超える新聞とはいえ,やはりアメリカの新聞が豊富です。(中国やフランスの記事が見れても英語ではないので読めないんですけど…写真を見るだけでも楽しいです。)
スマートフォンアプリも公式サイトで紹介されています。
アプリではお気に入りの新聞を登録しておけるので,自分のチェックしたい新聞のみを毎日スムーズに確認することができますよ。
参考までに,私のお気に入り登録している記事はこちら
・THE NEW YORK TIMES(米/ニューヨーク)
・LOS ANGELESS TIMES(米/カリフォルニア)
・THE WASHINGTON POST(米/DC)
・THE JAPAN TIMES(日)
・DAILY MAIL(英)
・FRANKFURTER ALLGEMEINE ZEITUNG(独)
・PEOPLE’S DAILY(中)
・THE PIONEER(印)
・THE WEST AUSTRALIAN(豪)
「この新聞がおすすめ!」等,有益な情報があればコメント欄で共有お願いします。
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