2021年アメリカ東部に〇〇が襲来する|対象は15州!

今年、アメリカ東部15州に〇〇が襲来する

噂には聞いていたものの… ついに「あの」年がやってきました。


襲来するのは...***セミ***



夏の風物詩、セミ。

アメリカにももちろん毎年出ます。

ただしアメリカには、「13年ゼミ」「17年ゼミ」と呼ばれる、長い周期で大量発生するという特徴を持ったセミがいます。何故話題なのかというと、数です!すごい量らしいのです!



□ 見た目・特徴

今年大量発生するのはブルードⅩ (brood X:Xはローマ数字の10)というセミで、前回の発生は2004年でした。毎年見慣れたセミの種とは異なり、黒い体に赤い眼・あまり翅を開かない(空を飛ばない)という特徴があるそうです。基本的に害はないですが、一箇所に大量に集まるためその鳴き声は低空飛行する飛行機の音よりも大きいことと、若い小枝の樹皮下に産卵することで木の枝を痛め木の枝が枯れることがあるそうです。


□ 恐怖の体験談

「道路一面セミの死骸で、走った車のタイヤの跡が残るほど」

「朝車に乗ったらワイパーでセミをどかさないと前が見えなかった」 

「枯葉掃除のように蝉が片付けられ、道の脇に山積みされる」

という想像を絶するような体験談も。 


□ 発生時期

初夏(5〜6月)が元気に啼く時期。産卵後のセミは死んで木の下に落ちてきます(予想では6月後半が死骸のピーク)。7月末頃から卵が孵化を始め、土に潜り、また17年の眠りにつきます。

そろそろ目を覚ました幼虫が土の中から出てくる頃だそうで、お庭にボコボコ沢山の穴が開いていたらそれはセミが出る予兆かも! 


□ 発生が予想される15州 

・DC 

・メリーランド(全域) 

・オハイオ(全域) 

・インディアナ(全域) 

・バージニア(一部) 

・デラウェア(一部) 

・ニュージャージー(一部) 

・ニューヨーク(一部) 

・ペンシルベニア(南東) 

・イリノイ(東部) 

・ケンタッキー(北西部、東部)

・ノースカロライナ(西部) 

・テネシー(東部、西部) 

・ジョージア(北部) 

・ミシガン(南部) 


□ 美味しい?!

大量発生する蝉を食べる習慣は18世紀から記録があるそうです。

前回発生した2004年にはメリーランド大学のcicadamaniacsという団体が「CICADA-LICIOUS」というセミ(英語でcicada)のレシピを公開したことも。

脱皮直後が美味しく食べられるとか…セミ炒め、セミ入りシチュー、フライドセミ、ソフトシェルセミ、セミの砂糖漬け。いくら美味しくてもちょっと遠慮しておきます…


15州に含まれていたあなた・今年アメリカでセミの大量発生を直接目に出来ることは幸運と思って!17年に一度のこの機会を楽しみましょう!



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