MLKデー|1月第三月曜日の祝日

アメリカの1月の第3月曜日は「マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デー(Martin Luther King Jr. Day / MLK Day)」という祝日で、その名の通りキング牧師のレガシーを祝う日です。

キング牧師の誕生日が1月15日なので、15日に近い第3月曜日が祝日になったそうです。2021年は1月18日の月曜日です。


キング牧師は1950〜60年代の公民権運動で活躍した人物で、人種差別に対する非暴力の抗議活動を行い、公民権の立法化に貢献しました。キング牧師は1968年4月4日に暗殺されてしまいましたが、その直後からキング牧師の活動を記念する日の制定に向けた動きがあり、1986年以降、MLKデーは連邦の祝日として祝われています。


まだ祝われるようになって35年しか経っていないので、伝統的な行事はないようですが、この日はキング牧師の功績を讃えて、人種差別や公民権について考えたり、ボランティア活動を行なったりして過ごす人も多いようです。


本当だったら、リンカーン記念堂の前のキング牧師がスピーチした場所を見に行ったり、タイダルベイズンの記念碑を見に行ったりしたいところですが、コロナに加え、この週末はDC市内は大統領就任式に向けて厳戒態勢のようです・・・。


そこで、家でのんびりしながら、人種差別について考えることができる、映画を紹介します!

「グローリー〜明日への行進〜」(英題:Selma)

キング牧師の60年代の公民権活動を描いた映画。弾圧に遭っても平等を信じて抗議活動を続ける活動家たちの信念が伝わってきます。 

「大統領の執事の涙」(英題:The Butler)

ホワイトハウスで大統領に仕えた黒人執事のEugene Allenさんの物語をベースにした映画です。ホワイトハウスの様子も垣間見れて、興味深いです。 

 ● 「ブラック・クランズマン」(英題:BlackkKlansman)

白人至上主義者の集まりに内部潜入する黒人&ユダヤ人警官コンビの活躍。ハラハラドキドキ系映画ですが、人種差別や白人至上主義について考えさせられます。


MLKデー、お休みの人も多いのでは?のんびり過ごしつつ、この連休は、アメリカの歴史についてちょっと考えてみても良いかもしれませんね!


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