アメリカの10月第二月曜日は「コロンブスデー(Columbus Day)」という祝日です。
2020年は10月12日です。
1492年10月12日にアメリカ大陸を「発見」したとされるクリストファー・コロンブスにちなんだ祝日で、その400年後の1892年頃から、イタリア系アメリカ人を中心に大きく祝われるようになったそうです。(コロンブスはイタリア出身とされています。)1937年には連邦の祝日となりました。
コロンブスデーが最も盛大に祝われるのがニューヨークで、毎年パレードが行われたり、リトルイタリーがお祝いムードになったりします。
※ 2020年はコロナウイルスの影響で通常のパレードは中止されています。
特にイタリア系アメリカ人にとっては、コロンブスデーはイタリア系として差別を受けていた時代を記憶し、自分たちの出自を祝うとても大切な祝日です。
しかし一方で、コロンブスが先住民族のネイティブ・アメリカンを虐殺した人物であるため、近年ではコロンブスデーを祝うことに対する反対運動も起きています。実際に、一部の州ではコロンブスデーを改め、10月第二月曜日を「先住民の日」や「ネイティブアメリカンの日」とし、ネイティブアメリカンの文化を祝う日と新たに定めた場所もあります。
DCでも昨年、1年限りではありますが、コロンブスデーを「先住民の日(Indigeneous People's Day)」としました。今後もこの動きが加速していくのか注目です。
連邦の祝日であるコロンブスデーですが、この日を休日とするかどうかは州や郡により、会社によっても休みになったりならなかったりします。
連邦政府系機関はお休みとなり、DC・メリーランド州・バージニア州も場所によっては学校、図書館、公共交通機関、ゴミ収集等がお休みになっている場合があるので注意が必要です。
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