共和党からは現職のドナルド・J・トランプ大統領。
知名度抜群のトランプ大統領は、不動産事業経営者で元タレント。テレビで自身の番組を持っていたため、大統領になる前から国内で知られた存在でした。1946年6月14日生まれの74歳です。
現夫人はスロベニア出身で元モデルのメラニアさん。子供は5人いますが、長女のイバンカさんが訪日した時は、日本でも非常に注目されましたね。
主な支持基盤は、今までの生活を守りたいと考えている白人保守層なので、彼らが支持している政策を進めています。
・経済の成長、雇用の確保
・移民関連法の厳格な施行
・経済活動を促すための規制緩和
・保守的な考えを持つ判事の任命
等を主な政策として掲げています。
一方の民主党からは前副大統領のジョー・バイデン氏。
オバマ前大統領の右腕として、2017年まで副大統領を務め、その前は1973年から連邦上院議員を6期務めています。1942年11月20日生まれの77歳です。
現夫人はジルさんで、教育者として大学や高校で教えていました。子供は4人いましたが、1972年に前妻と長女を交通事故で亡くし、2015年に長男を病気で亡くしています。
政治思想は中道左派です。
・コロナで疲弊した経済の立て直し
・経済活動における人種的平等の実現
・持続可能なインフラとクリーンエネルギー
・福祉、教育分野への支援
等を主な政策として掲げています。
争点は今後の情勢次第で変わってくる可能性もありますが、アメリカ国内で猛威を振るっている新型コロナに対する対応や、アメリカの各地の都市で抗議活動が行われた人種問題・社会格差の問題等に現在は注目が集まっています。
現時点では、世論調査の結果などを基にメディア等が伝えている状況では、民主党のバイデン前副大統領が優勢なようですが、今後さらに選挙戦が過熱するにつれてどのような情勢に転ぶか目が離せません。
接戦となるであろうとされているのは、オハイオ州、ノースカロライナ州、ジョージア州、フロリダ州、アリゾナ州等です。(参照:www.270towin.com)
さらに、今回の選挙の特別な点は、新型コロナの影響を大きく受けることです。影響の大きさやどのような影響を受けるかは、選挙後に明らかになることですが、期日前投票や郵送による投票が増えるだろうと言われています。また、新型コロナウイルス対応により、投票所がどのように運営されるのか、懸念があがっています。
今後のアメリカと世界に大きな影響を与えることになる選挙戦。
もしアメリカ国内で投票日を迎えるなら、日本との熱量の違いを感じてみてください!
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